クロマキー撮影。
かつてはテレビ撮影のみで使われている技術…というイメージでしたが、現在はゲーム実況などの投稿動画に活用されており、私たち一般人にも馴染みの深い撮影技法になりました。
が、これが意外と上手く撮るのが難しい!
「背景が微妙に残っちゃう」「自分も消えちゃう」などなど、機材を揃えるだけでは解決できないお悩みもたくさんあるんです。
そこで今回は、
この記事を読めばあなたもテレビ番組・トップYouTuberみたいなキレイなクロマキー動画が作れちゃうかも!ぜひ参考にしてみてくださいね。
近年、YouTubeやオンライン会議の普及で一般の人の間でも急速に広まったクロマキー撮影。特にゲーム実況動画で、
こんな感じに活用している人も多いと思います。
しかしいくら機材を揃えてきっちり設営しても、「微妙に上手くいかない」「憧れのゲーム実況者みたいにキレイに背景だけ抜けない」なんてことになってませんか?
例えばよくある失敗のひとつが「自分も背景と一緒に切り抜かれて消えてしまう」というもの。
これはウェザーニュースのガチャピン放送事故でも有名ですが、自分が背景(バックスクリーン・グリーンバック・ブルーバック)と同じ色だと発生してしまう現象です。
さすがにガチャピンほど全身真緑で撮影に臨む人はいないと思いますが、例えばバックスクリーンと同じ、あるいは似た系統の色の服を着ていると自分の体も合成されて消えてしまい、電波少年のように顔だけになってしまいます。
同じくよくある失敗が、「被写体(自分)の周りが黒くくすんだまま切り抜かれてしまう」。
これは後ろにあるバックスクリーンに影ができてしまうために起こる現象で、まるで暗黒オーラをまとっているように見えて非常に見栄えが悪いです。
さらに光の当たり方に関する失敗でいえば「ゲーム画面に対して被写体が暗すぎる」なども挙げられますね。
このようにクロマキー撮影でよく起こる失敗は自分の服装や撮影場所の環境に起因するものが多いんです。
意外と難しいクロマキー撮影。よくある失敗を回避するコツは
この2つがポイントです。
まず服装ですが、クロマキー撮影に最適なのは黒い無地の服です。
「別にブルーやグリーンじゃなければ何でもいいんじゃないの?」と思われがちですが、白い服はバックの色を反射することがあるためおすすめできません。
また柄のある服も一部ブルーやグリーン、白系統の模様が入っていると合成時に抜けてしまう恐れがあるため、何も反射しない黒い無地に決めておくのが最適なんです。
↓こんな感じで。
引用元:HikakinGames – YouTube
もう一つの重要ポイント・ライトについてですが、ゲーム実況や実写動画を撮る際自分を明るく見せようと顔に向かってライトを当ててしまっていませんか?
これは自分の後ろ、つまりバックスクリーンに影ができる原因になります。
かといってライトを当てない、使わないとなるとゲーム画面と比べて自分だけ暗くなってしまい、一気に素人感が出てしまいます。
最も望ましいのは撮影場所を部屋全体が安定して明るい環境にすることですが、なかなか自宅では難しいところです。
照明設備の整った場所といえばパッと思いつくのが撮影スタジオ。しかしレンタル料金が高くつくし、そんな本格的な場所を借りても上手に使い切れないよ!という方も多いのではないでしょうか?
そんなときは格安で借りられるレンタルスペースがおすすめです。
レンタルスペースとは主にビジネスやイベントで使用される貸切スペースのこと。
しかし近年、その機能性や静音性、圧倒的コスパの良さから動画撮影などでも使用されるようになってきたんです。
レンタルスペースはイベント利用時にも困らないよう照明設備がしっかり整えられており、また壁紙も明るい色が使われていることが多いので部屋全体の明るさが安定しています。
また会議・ミーティングでの使用を想定しているため、完全貸切でプライベートかつ外の音が入りにくい・声が外に漏れにくい仕様になっています。
またパソコン作業ができるように電源・Wi-Fiが整備されており、照明以外の機能性もバッチリです。
さらに備え付けのテーブル・椅子の配置を変えればカメラ・バックスクリーンなど機材の設営が十分できるほどのスペースが確保でき、実は動画撮影・ゲーム実況にはこれ以上ない最適空間なんです。
そんなレンタルスペースの中でも、今回は東京都内アクセス圧倒的最強クラスの新宿駅から徒歩2分圏内のレンタルスペースをご紹介します。
新宿駅から徒歩2分、電源・Wi-Fiはもちろん電子レンジやケトル、モニターにプロジェクターなどあらゆる設備を備えたマリーナ。
一見するといかにも「会議室」といったシンプルさですが、ホワイトとパステルブルーの壁紙が光を反射して安定した明るさを保ってくれており、まさに理想の撮影スペースといえます。
新宿駅から徒歩1分!ネイビーブルーのアクセントクロスと丸みのあるチェアが可愛らしいラピス。
しかしラピス最大のおすすめポイントはスペースの広さ。面積21㎡、最大14人で利用できる広々空間のおかげで、カメラやバックスクリーンなど場所を取る機材が必要なクロマキー撮影もノンストレスです。
イタリアの港町ベネチアをイメージした高級感あふれるスペース・ベネチア。
このスペースはなんと新宿駅出口から徒歩20秒と圧倒的な好立地で、かさばる機材の運搬はもちろん雨天時などもほぼ濡れずに移動できてしまいます。
新宿駅から徒歩1分、「カフェ風」「お皿に乗ったショコラ」のコンセプトで形作られた大人かわいいスペース・ショコラ。
「暗いんじゃないの?」と思われそうですが、過度に自然光が入らなければ明るさは安定しますし、ゲーム実況の場合は「BIOHAZARD」シリーズや「Dead by Daylight」など画面の暗いタイトルをプレイすることも考えられます。
ゲーム画面に合わせてあえて被写体(自分)を暗めに、でも影ができないようにしたい…という時におすすめなスペースです。
「服装を決めておくこと」と「部屋の明るさを安定させること」が大切です。
クロマキー撮影の失敗パターンは主に2つで、1つは「自分も背景と一緒に消えてしまう」。これは自分がバックスクリーンと同系統の服やバックの色を反射する服を着ていることが原因です。最も有効な対策は黒い無地の服を着ること。撮影用の服を用意して、必ずそれを着るように決めておきましょう。
もう1つは「背景が一部残ってしまう」。これはバックスクリーンに自分の影ができることが原因です。これを防ぐには自分の顔に向かって強力なライトを当てるのではなく、部屋全体を明るく保つ必要があります。
部屋全体の明るさが安定しているからです。レンタルスペースはイベントやセミナーなど人を招いての利用を想定しており、照明設備がしっかり整えられていることがほとんどです。
またそれ以外にも防音性や静音性、電源・Wi-Fiが利用できる機能性、そして機材を置くスペースを確保できるという点も大きなメリットといえます。
都内で最も交通アクセスのいい新宿駅でも徒歩2分圏内に格安スペースが点在しており、物件探しも比較的カンタンです。