「クロマキー撮影はやってみたいけど、難しそう」
そう考える方もいるでしょう。
今回の記事では、クロマキー撮影のことや必要なものを紹介します。
クロマキー合成とは何?
クロマキー合成は、キーイングと呼ばれる切り抜きの合成のことを言います。
特定の色の成分から映像の一部を透明にして、そこに別の映像を合成する技術の事を言います。
背景色には人物の肌色と補色の関係上、ブルーやグリーンが多く使用されています。
クロマキー合成を使用している例としまして、テレビでの天気予報が浮かぶでしょう、ところが最近ではゲーム実況者の間でも使用する方も多いです。
クロマキー合成に必要な3つのもの
次にクロマキー合成に必要な3つのものを紹介します。
1.撮影用のカメラ
まずは撮影用のカメラを用意しましょう、クロマキー合成用のカメラで無くても構いません、日頃から使っている撮影用のカメラさえあれば、そのまま使用しても良いです。
被写体が動く場合は、速いシャッターのスピードで撮影する事により、モーションブラーを軽減させます。
映像にモーションブラーが含まれていることにより、キーイングした際にグリーンが残り合成に質が落ちます。対策としましては事前に被写体の動きなどの動作を撮影し、どれくらいのシャッターの早さなら綺麗にキーイングが出来るかを本番の撮影前に試しておくと良いでしょう。
2.グリーンバックとブルーバック
クロマキー撮影をするためにも必要不可欠なのは、グリーンバックとブルーバックです。グリーンバックとブルーバックにも様々なタイプがあります。
1つ目は布タイプです。布として売られており、別途のスタンドを用意する必要があります。また撮影の度に設置や片づけなどの手間がかかるのが欠点です。
ですが、大きな面積などが必要な場合は布タイプがお勧めです。洗濯ができるものが多いので、汚れが多い撮影の場合にも最適でしょう。
2つ目はスクリーン型のタイプです。
スタンドと布が一体となっており、引き伸ばすだけで使用ができます。
布とスクリーンを分けて買うよりも値段はかかりますが、準備や片づけが簡単なのが利点です。
3つ目は折りたたみ式のタイプです。
楕円形をしていて、立てかけて使用したり、吊るして
使用することもできます。また持ち運びもしやすいので、屋外でも使えます。
3.照明
クロマキー合成において、スクリーンに影ができないようにレイティングをする必要があります。
そのためにも、柔らかい光源を使い、出来るかぎり被写体をスクリーンから離し、全体にムラがなく一定量の照明を当てることが要点です。
クロマキー合成を綺麗に撮る4つのコツについて
1.グリーンバック布のシワやたるんだ箇所などを無くす
布製のグリーンスクリーンを使うのであれば、シワやたるんだ箇所には気を付けてください。
シワとたるんだ箇所があると、その部分に強い影が出来てしまうため、キーイングが困難になります。
撮影をする前には必ずアイロンがけをして、シワを伸ばすことが大切です。
2.服の色に気を付ける
もし、グリーンバックで撮るならば、被写体に緑系の服を着せるのは駄目です。緑系の服を着ることにより、キーイングの際に背景と一緒に服も消えるからです。
クロマキー合成をするのであれば、赤や黒系など、背景色から遠い色の服を選んで下さい。
3.反射するものは身につけないようにする。
メガネや時計など、グリーンスクリーンを反射しやすい物を撮影の際には外しておいた方が無難です。何故かと言いますと、撮影用のライトで反射することによって、反射した部分がグリーンになって一緒に抜けることがあるからです。
これは小物のみならず、衣服にも言えることです。光の反射が少ない紺や黒色などの服装や小物を選ぶことにより、きれいに撮影できます。
4.できるだけ、照明の位置を真上寄りにする
クロマキーシートの一部に照明が当たりが良くないと、明るさにムラがあると、合成した際に、画面にムラができる原因になります。
濃く出てしまった影を無くす方法としては、できるだけ照明を真上よりの高い位置から当てるといいです。
クロマキー撮影にはレンタルスペースがお勧めです。
クロマキー撮影にはレンタルスペースがお勧めです。
自宅で撮影するにしても場所が狭くて難しい、また機材を置く余裕がないと感じている方はレンタルスペースで撮影するのがお勧めです。
駅から徒歩二分で行ける当スペースは、クロマキー撮影の時には便利です。
格安で借りられる当スペースは、撮影が長時間になっても安心です。
広々と快適な当スペースは、クロマキー撮影には最適です。
まとめ
ここからはQ&A方式で答えます。
撮影用のカメラ、グリーンバックとブルーバック、照明です。
1.グリーンバック布のシワやたるんだ箇所を無くす
2.服の色に気を付ける
3.反射するものは身につけないようにする。
4.できるだけ、照明の位置を真上寄りにするです。